株は基本で勝てる


ゴールデン・クロスしたらほんとに買い場なのか


よく問われる質問に、

「ゴールデンクロスは買いっていうので、
買っ端ですけど、下げてしまったんですけど、
買いじゃないんですかね」

これがあります。

確かに株の入門書には必ずといってよいほど、

ゴールデンクロスは買い、

と書かれています。

これは間違いなのか。

そんなことはありません。

正解ではあるのですが、
ゴールデンクロスしても下げてしまうことが多い。

こういうことがあるのです。

当然といえば当然ですが、
ゴールデンクロスするには、
その前に株価が上昇していなければなりません。

ゴールデンクロスとは、

短期移動平均線と中長期移動平均線、

たとえば5日移動平均線と25日移動平均線、

あるいは13週移動平均線と26移動平均線、

これらの短期線と中長期線をウォッチングしていると、
短期線が長期線を下から上に突き抜けようとする場合、
両線はクロスすることになります。

それがゴールデンクロスであり、
そこで株を買えば儲かる、ということになっています。

実際儲かることがあるのは確かです。
しかし損してしまうこともたびたびです。

どうしてこんな違いが生じるのか。

短期、中長期の平均線がクロスするには、
何が必要か。

この点を考えると自ずから答えが出ます。

両線がクロスするには、株価が上がる。

これが絶対不可欠です。
株価が上がらないことには、平均線は上向かず、
短期線が長期線を下から上にクロスすることもありません。

しかしクロスしたのですから、
株価は上昇したことになり、
そこで株を購入した場合、
儲かるかどうかは、単純な理由で決まります。

株価が急騰したことでゴールデンクロスしたのか、

ゆるやか、もしくは平均的なほどほどのスピードで上昇したのかによります。

前者の場合、株価は急騰していますので、
ゴールデンクロスで買うと、間もなく反落してしまうことが多いのです。

ところが後者は、そうなる確率が低くなります。
もちろ前者の場合、そのまま下げることなく上昇し続けることもあるのですが、
私の投資経験では反落してしまうことがたびたびでした。

後者の場合も絶対的に下がることなく続伸、
ということにはなりません。

反落してしまうこともあるのですが、
ゴールデンクロスするまで平常ペースで上昇していることから、
短期筋の利益確定売りも出にくく、
その結果として投資成功確率が高くなります。

まとめますと、
ゴールデンクロスしたところで株を買う場合、
短期線が中長期線を下から上に抜けようとしたり、
抜いたりするところで投資することになるものの、

それまでの株価の上昇ぶりが、
急激だった場合は買いを見合せ、

ゆるやかだったり、平常速度だった場合は投資してみる。

こうすれば成功確率が高くなりますぁ

ゴールデンクロスしたら投資。

こんな単純なやり方ではうまくいきません。

ゴールデンクロスという呼び方が素晴らしい、
投資意欲をそそるだけに、
それに単純に従ってしまわないようにしたいですね。



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