株が理詰めで分かるものなら、簡単でありがたいのですが、
そうは行きません。
経済の専門家や高学歴の人が株で勝てるとは限らないのは、
こんなところに原因があります。
では株は理を超えた次元で動いているのか。
そうです。
楽観から恐怖までを往来する人間心理の変化が株価を動かしています。
そのため上昇中だった銘柄が下落に転じたような場合、
上げ幅の半値押しとか、3分の2押しなどと計算しますが、
ほとんど役立ちません。
株式市場は付和雷同の世界であり、
投資家はその時々の状況によって感情で動いているからです。
しかもそれは一定したものではありません。
右からAという情報が流れてくるとそちらに傾き、
左から情報Bが流れるとそれに反応するという具合です。
要するに付和雷同するため、
株価も同様に行方定めぬ動きになります。
それでも上昇中は特に問題はないのですが、
一旦下落に転じると不安と恐怖が投資家の心理を支配し、パニックが起きます。
そうなると株価は乱高下、
その動きを正しく読むことなどまず出来ません。
いつでも市場には上下動の激しい銘柄があります。
これらに取り組む場合、投資家たちの心理、特にあわてふためく状況になったら、
人間はどう動くかを想像しながら対応する。
これを心がけたいものです。
それを理詰めで読み切ろうとすると、まず、失敗しますよ。
目を向けるべきは自分も含めた投資家たちの
不安心理と
恐怖心理です。